編集後記(?)

起業の新しいカタチ

 

これまで、取材させていただいた方々は、何らかの形で一度はお目にかかった方ばかりでしたが、

【Case4】想いを伝え、残したい。一人の学生が始めたプロジェクト。でご登場いただいた、kamito*努さんは、

facebookでたまたま、彼女のfacebookページに「いいね!」したことがきっかけで取材をお願いすることになりました。

 

彼女は、現在京都の大学に通う現役女子大生です。

起業がテーマのこのホームページですが、彼女は営利組織を作っているわけではないので、

厳密に言うと「起業」といういい方は正しくないのかもしれません。

しかし、やってることは新しい起業のスタイルそっくりだったので、掲載させていただくことにしました。

 

新しい働き方を紹介する書には・・・


彼女の歩みを見てみると、少し面白い事に気づきました。

・一人でプロジェクトスタート

・SNSなどで集客

・人が集まり、資金調達のため有料メルマガ発行

・うまくいかなかったため、クラウドファウンディングに挑戦

 

・・・この動きについて話を伺ったとき、「リーンスタートアップ」という言葉を思い浮かべました。

 

 

最近、近未来の「働き方」を論じる本を良く見かけます。

この中で、「リーンスタートアップ」という言葉はしばしば出てきます。

例えば、ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉だったり、
一歩踏み出せば昨日と違う自分になれる!という本だったり。

 

簡単に言うと、

・小さな投資で小規模ロットの商品・サービスを市場に出す。

・お客様の反応を見ながら、その内容、手法を迅速に見直す。

これらを繰り返して、ビジネススタイルを確立していく、という手法と理解してます。

 

彼女の歩んだ軌跡は、このステップに酷似しているような気がするのですが、いかがでしょうか?

おそらく、彼女はそのように大きくしていこう、というつもりは初めはなかったのではないかと思います。

しかし、少しずつ小さなステップを繰り返した結果、少しずつそのプロジェクトが大きくなってきているようで、

この経緯は、一般の起業においてもとても参考になるのではないでしょうか。

 

念のため、お伝えしておくと、その考えとは真逆のゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるかにあるように、

初めから大きな事をイメージすべき、という考え方もあるようです。

結局は、どちらが良いとか悪いとかではなく、恐らく、目指す到達地点と、自分に合うかどうかで手法を選択すればいい、

という事ではないかと思いますが、起業のハードルを下げるという意味では、リーンスタートアップというのは、

悪くない考え方だな、と思います。

 

 

 

高齢世代のプチ起業もあってもいいのでは?


 

、気軽に何かを始める、という感覚、私は結構好きです。

かつて、起業といえば大きな投資が必要で、大変なこと、というイメージがありましたが、

もっと手軽に、だれもが起業することで、多くのものが生み出されるのではないかな、と思います。

 

実際のところ、仕事柄、世代交代中の中小企業の経営者と話をすることがあります。

後継者は、先代のプレッシャーで自由に能力を発揮できる機会が限定的と考え、

先代は、口出しすべきでないとは思うけど、ついつい・・・、という話をよく聞きます。

ならば、一時代を築いた先代は、引退と同時にプチ起業すればいいのでは?

なんていう思いを持っていたりもします。

その参考事例として、こういったプロジェクトは、結構いい教科書になるのではないでしょうか。

 

 

さて、本題に戻ります。

今回の主人公、kamito*努さんは、会うまではかなり快活なちゃきちゃきな女性をイメージしてました。

しかし、実際にあってみると、普通の学生さんなわけです。

とはいっても、かなり聡明。

実は、人生の戦略をもっているしっかり者です。

私の学生時代とは大違い(笑)

 

書くことが好きで、読むことが好きで、それが高じてこのようなプロジェクトをスタートさせたわけですが、

お話をされる内容には、変なかざりっけもなければ、自分を大きく見せようとすることなく、

素直な感情をお話しいただいていたと思います。

 

さて、彼女のプロジェクトのクラウドファウンディングも残り13日(2014年11月14日時点)。

私的には、このプロジェクトがメディアとして、多くの人に知られるお手伝いができれば、無上の喜びです。

ヒロリガタる。クラウドファウンディングページ
http://camp-fire.jp/projects/view/1281
ヒトリガタる。寄付ページ
http://hitorigataru.jpn.org/?page_id=22

 

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